合成香料と精油の香り
9:54 AM
昨日は、月に1度のアカデミー。
ブレンド学と マッサージキャンドル。
脂肪酸、、、は、深いなあと。。素材への興味がつきません。
トンカビーンズのキャラメルのような香りに癒されました。
トンカビーンズは、トンカというマメ科の種子を乾燥させたものから抽出されますが、
種子が乾燥することで香りが増します。
30メートルほどまで成長し、ピンク色の花が咲きますよ。
キャンドルのゆらぎを 満喫したあとの香りのマッサージは、格別。
マッサージキャンドル 季節的に 秋から冬におすすめかなと思いますが
ストレスケアとしては1年中 役立つなと思います。
こちらは、数か月前に表参道で購入したマッサージキャンドル。
灯しているときに 嫌らしく香らないのも、私にとっては ポイントのひとつ。
できれば 合成の香りは お肌には 塗りたくないですね。。
市販品のものには、合成の香りが添加されているものが、残念ながら・・
ほとんど・・。
合成香料は、天然香料がもつ化学構造をまねて作りますが、
化学構造も厳密には異なる香りの成分も。
合成香料も、香りがいいと感じるものもありますが、
アロマセラピーとして楽しむには、おすすめはできない理由としては、
香りを保つために、フタル酸エステルのような、いわゆる環境ホルモンといわれるような
ものが添加されていることが、ほとんどだからです・・・。
ちなみに、これらは合成香料入りのボディシャンプーや化粧品を使用することで
日常的に体内に蓄積してきます・・。
不妊カップルの尿には、妊娠したカップルの3から5倍のフタル酸エステルがみられたという実験結果も
発表されていますよ。
『合成香料による人と生態系への汚染とリスク』について熊本大や長崎大、そして
京大も研究発表しています。
フタル酸エステル類や合成ムスク類の香水を身体に塗布する行為は、
体内に浸透して長期的な害をおよぼす危険があると警告しています・・・。
法が整備されていないため、化粧品類その他の日用品に含まれる化学物質の曝露から、
我々消費者が身を守るすべはないとも言っています。
(EUでは、EU指令2005/84/ECにおいて、6種類のフタル酸エステル類が規制されています。また、2019年7月22日よりRoHS指令規制項目の制限物質として4種類(DEHP,DBP,BBP,DIBP)追加されます。)
もはや 自分や大切な家族は自分で守るしかないというわけですね・・。
「人工麝香(ムスク)」は、人の脂肪や母乳からも検出され、さらに、胎盤を通り胎児に移行することも判明しています。
では 肌につけず、芳香するだけでは問題ないのでしょうか?
いえいえ 同じく注意が必要です。
芳香剤は鼻から吸収されると、直接、神経に影響を及ぼすことがわかっていますね。
薬機法などの規制外なので成分も安全性もほとんどデーターが、なくわかっていないのが現状というのも
おそろしいことですよね・・・。
日本で使用されている香料の95%は、合成香料という現実。
そして 精油の偽和も、大きな問題になっています。
合成香料は、ほとんどが石油原料ですが、洗剤や化粧品などは、何を使っていても全て「香料」と成分表示されますから
注意が必要ですよ。
『芳香剤・消臭剤の影響に関する研究』も行われており、、30品目の置型消臭・芳香剤及び消臭剤からの化学物質の放散を調査した結果、
芳香剤が空気を汚染していることも発表されています。
国民生活センターがテストした15銘柄の製品のうち13銘柄が基準値を超えていたそうです。おそろしや・・
衛生仮説というのかな。。。匂いにとても敏感になっていて、消臭剤も売れているようですが・・
流行りの・・いわゆるエアゾールタイプの消臭剤は、便利ですが、消臭剤を噴霧したときの粒子径が小さく、
当然ですが、肺から体内にはいります。。
室内で使ったスプレーは、霧状の微粒子が、何時間も部屋に漂い、肺から吸収され体内に取り込まれるのです。
肺に吸い込まれた薬剤は口から入って胃腸で吸収される場合に比べて、100~1万倍有害と言われています。
消臭剤に含まれる除菌剤は血中で活性酸素を生じ、血管壁を傷つけるなどして血管の老化を促進するだけでなく
英・ブリストル大学の実験では、『消臭スプレー』に含まれる化学物質が皮膚に浸透し、身体の抵抗力を弱めることが指摘されています。
免疫力の弱い人や、免疫力の落ちている人は特に注意が必要ということになりますね。
また、免疫力の低下により風邪をひきやすくなります。一部の香料には発がん性が指摘されているものもあります・・。
芳香・消臭剤は、トイレや車内のような密室は危険。炎天下の車内では温度が上がるため、大量に揮発しますから・・より注意が必要。
イギリス科学雑誌が調査したところ、
消臭・芳香スプレーを毎日使う女性は、週に1回未満の人に比べ、頭痛持ちの割合が25%、出産後のうつ病では19%も高かったと発表。
妊娠8-12週の妊婦が、香水や香料が入っている化粧品を使用すると、
その成分が皮膚を通して体内に吸収され、生まれてくる子どもが、将来不妊症になる可能性があるとか!
もちろん自然の香りが、安全というわけではありません。
アレルギーを起こしたり、禁忌に気を付けなかったり、濃度や使いかたによっては、
大きなトラブルになることもありますので、正しい知識を得ることも必要ですね。
私は基本 天然精油も妊娠中にはおすすめしていません。
精油も同じように 子宮を通過しますよ。。
市販品も色々ありますが自分で作るキャンドルは、やはり格別。
香りも自分好みで作れますが、今日は、目から鱗の香りの使いかたを
教えて頂きました。
学びは楽しくつきません。
aromapodでも レッスンで、ご紹介できたらと思っています。
ATRウォーターとのコンビ使いも もろもろ 妄想中。
本日は、ホームケアコース生活編です。お気をつけていらしてください。
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