私がキッチン蒸留をはじめた理由~リウマチに精油は有効か
10:31 PM
今日は、
なぜ私が、
お鍋で香りをつくるということ、
香り成分のみならず
すべて活用してくことを
思いつき、
協会を立ち上げ、仲間と広めようと思ったのかを
つらつらとかいてみたいと思います。長いです・・。
やはり 全てのきっかけは
アロマを学んだことからスタートします。
そして
アロマセラピーの学びの
きっかけは、
ブログでも何度か紹介しておりますが、
娘たちのアトピー性皮膚炎をなんとかしたいと
石鹸を手作りしたことから始まります。
まったく 仕事にしようなどとは
考えておらず
娘の肌をきれいにしたいということが
娘のアトピーにおいて
何が原因が探る中で
できるだけ外からの刺激は
なくしたいとはじめた
手作り石鹸。
そこに香りをつけたい
アロマセラピーもアトピーにいいらしい・・と
いうことから、アロマを学びました。
そう考えると
人生 なにがきっかけになるかわかりませんね。
アロマの学びは、
本当に、楽しくて
小さな小瓶の中で香る香気成分に
どれだけ魅せられ、助けられてきたかは
私のレッスンを受けたことがある方であれば
おわかりいただけるかと思います。
香気成分のパワーには本当に感動の日々。
(娘のアトピー治癒には
精油よりも
芳香蒸留水も使っていました。)
娘の肌がきれいになったことから
教えてとお声がけをいただき、
講師活動を始めました。
資格をとった協会からも
講師としてお仕事をいただいたり
イベント会社の方からお仕事を依頼されたりと
自然に仕事になっていきました。
もちろん営業活動も行いました。
自宅での講座は
ほぼ毎日行っていました。
(今もですが)
膀胱炎に悩まされなくなった
風邪をひきにくくなった
のどの痛みが楽になった
生理痛がない
妊娠した
気持ちが前向きになった
などなど うれしいご報告もたくさん。
ただ本末転倒ですが
仕事が忙しくなればなるほど
自分の体調管理がおろそかになり
本格的に自分自身の体調が崩れ
まったく手足が痛みで動かないと
いう状態に陥ってしまったのが7年前。
なかなか病名がつかず
病院めぐりを続けて
半年・・・。
夜中にあまりの痛さで
息ができなくなることも
あり
救急車を呼んだことも数回・・・。
(本当に家族には迷惑をかけたなと思っています。
そんな中でも日々のレッスンをしていた自分は、
何をしたかったんだろうとか考えることもしばしば・・。
でもそれを乗り越えて今があるのだとも思っています。)
ついた病名は、
自己免疫疾患の一つ
関節リウマチでした。
右足と右手首の関節がほぼないと言われました。。
(だから曲がらず、それは今でもそうです・・。)
病名が付いたときは
がっかりというより
なんだかわけのわからないものでなく
何か、わかって
よかったと感じたほうが
大きかったかな・・・。
はっきりしないことは、人を不安にします。
当時はかなり
精油の成分については詳しく
学んでおりまして、
関節痛
リウマチ
によいという成分の精油
や発表されているレシピ
色々試してきましたよ。。。
よ~し
アロマのパワーを人体実験だ!!
なんて思って
張り切っておりましたが。。
残念ながら
痛みや関節の腫れや変形は
どんどん
悪化。
塗布しても 痛みはほとんど変わらない・・
精油の成分だけで
リウマチという自己免疫疾患を
完治するのは
一般的な使い方では
不可能だと思います・・
痛みも尋常じゃありません。
リウマチの痛みが
アロマで治ります、軽減します。
なんて
そんな
無責任なこと
私は言えないな…。
(体験者は語る)
痛みの強度にもよりますが
一瞬 楽になっても
それで 完治は厳しいでしょう。
ある程度すすんでしまったリウマチの痛みは、
私は出産よりつらい痛みだと思います。
出産は終わりがあるけれど
終わりのない痛みが
いつまで続くかわからないわけですから
こころ的にも 折れてきます。
リウマチの診療所へいくと
手先や足の関節が、曲がっている方が、
たくさん。
いまは薬があるから
大丈夫、
お医者様に言われました。
でも 薬を使わなければ
関節はどんどん変形しますとも言われました。
不安にもなりますよ。。関節もっと変形しちゃうの??
恐怖は、痛みも倍増させます。
薬にすがる気持ち。
このとき ようやく実感できたなと
おもいます。
(あ、ちなみにリウマチにおいて
安易に薬を使うことは
私は個人的にすすめません。
もっと違うアプローチをおすすめします。)
でも 幸いにも
私は
自然療法を
すこし学んでいたので
薬という選択肢はなく・・
あらゆることを試そうと思うことができました。
(両親や友人からは、なぜ 薬を使わないのだと
心配されましたが・・)
アロマの学びがなければ
今頃 薬漬けだったと思います。
(実際、ママ友でずっと薬を飲んでいる親友もいます・・)
痛みを軽減するのを
実感できたものは、
私の場合、
精油ではなく、
鍼灸と(これが免疫エステのスタートのきっかけに)
ある成分を摂取したことでした。
(植物オイル)
いまは、その理由がわかりますが
人間って
すべて 口にするもの・肌につけるものから
作られているのだなあと思います。
(いたみ物質も抗炎症成分さえも
自分で食べたものでかわるわけですね。)
自分自身の体調が
おかしくなって本格的に
色々なことを調べはじめたことから
アロマセラピーも素晴らしいけれど
ヒトはやっぱり食べ物(栄養素)でできているのだと
いう結論に至ったのです。
アロマセラピーは、
本当に素晴らしいもので
私は、日々の暮らしにとりいれ
今後も
一生お世話になっていくでしょうし
この素晴らしさを伝えることは
今後もずっと
続けていくつもりです。
いつも 言っておりますが
アロマセラピーの世界は、
知らないのは
本当にもったない世界であると
本気で思っています。
自然の香りを楽しむこと
これはストレス社会において
非常に大きな助けになり
また
あれ、風邪かな?(初期症状や症状軽減・免疫力UPなどは精油は得意)
あれ?バランス崩しそうかな?(自律神経のちょっとしたブレを調整するのも精油は得意)
更年期など
といった初期不調では
正しい使い方をすれば
かなりのパワーを発揮してくれるなと
思います。
香気成分にしかできないことも
たくさんあると感じます。
痛みの中で ふ~と
緩む気にさせてくれるのも
香りは得意です。
ただし 自己免疫疾患等の
体調不良の方や
慢性疾患など
体質改善目的で取り入れる場合
精油だけで改善することは
まずないだろうなあ・・
(これは、クレイだけ、ハーブだけもない)
と
思うのです。
(ただし セレクトを間違えず、
知識ある専門家に助けてもらいながら
とりいれていくことで痛みを
軽減し、近道にはなることはありますし
精油でしかできないことも多々あると思います。)
ちょっとした不調・・
たとえば
生理痛がひどい方が
痛みがある際に
エステル成分の精油を
塗布することで
痛みが改善するケースは
多々ありますし、
その作用はすばらしいもの。
でもね
そのあとずっと
生理痛が改善されるかと
いうと
残念ながら
むずかしく
やはり次の生理痛の際に
また使う・・という繰り返しになります。
それでも 鎮痛剤を使うことに比べたら大きな救いになることは
確かです。
が、しかし・・
これは、治癒したことには、なりません。
(対症療法とおなじです。)
ただ完治が難しいのではなく、
エステル類だからと選ぶのでなく
自分にあった精油選びや
様々な自然療法と組み合わせで
いずれは
精油の力はなくとも
改善することはできます。
ただし精油だけで
できるケースは稀。
そして
それが成功するケースを
みてきて感じるのは、
食生活や生活も
整えることをしたケースにかぎるなと
実感しております。
どんなに
質がいい精油を
とりいれようとも
根本の食生活がなっていなければ
脳内分泌物さえも
作られないですし
血管拡張作用があったとしても
その血管壁が
ぼろぼろでは
精油はその材料にはなれません。
なぜなら 精油には材料になる
栄養素がないから・・ですね。
そのとき はたと気が付いたこと。。
当たり前ですが・・・
栄養素も結局は・・・
植物の恵みです。
香気成分も
フラボノイド
ポリフェノールなどの
機能性成分も
みんな、みんな
すべて植物から
頂いているじゃない、と
当然の気付きがあったのが
きっかけで、
ハーブも
アロマも
クレイも(クレイもミネラル含みます)
食養生も
結局つながっていることに気が付きました。
そして目指すところが同じであることも
感じました。
皆
健康に 美しく
生活の質を上げたいから取り入れているのです。
すべて自然の恵み。
そして ホメオスタシスというものが
私たちには備わっているということ。
こんなの当り前なのですが
いま
アロマや
ハーブ
クレイなど 単発的に学びを深めている方で
このことを本当の意味で理解している方は
正直少ないのではないかなと
思うのです。
(漢方は少し違うかなと思います)
どれか一つのスペシャリストに
なったとしても
それひとつで
すべてをなんとかすることなんてできない
そして すべて
とりいれてこそ!!
しかし、日本では
病院では、アロマやハーブ・クレイなどは処方してくれません。
アロマやハーブ・クレイが助けになることを知らない方にとって、
それらは、手に入りにくいという現状もあります。
これが私が
16年近く様々なことを学んで実感してきたことです。
お医者様やお薬が助けになることも
沢山ありますが、
まずは自ら予防していくこと。
これが
大切なのではないかな?
これからの時代
自分で自分や大切な家族の健康は守る時代です。
そして この予防的に
日々 自身のバランスをとったりするのは
香りは得意分野です。
家庭のキッチンで
自分や大切な家族のために
できることを増やすことは
すばらしいことだとおもいますし
そこでしかできないことがたくさんあります。
私が自然療法を学びの入口は、
アロマセラピーでしたが、
精油が一番の選択肢になることもあるし
ハーブのこともあるでしょう。
クレイのほうがいいというケースもあれば
栄養素・ミネラルが原因ということも。
これは 体のしくみがわかってからこそ
セレクトできるものです。
(義務教育で
取り入れてほしいくらいです。)
ですので
私は、自宅レッスンでも
免疫学を教えていますし
(一社)日本アロマ蒸留協会の
上位クラス(キッチン蒸留ATRマスターアドバイザー)では
からだのしくみもしっかり
お話させていただいております。
話は戻りますが・・・
そんなことを気付き、考えるうちに・・
植物から香りを取り出す
水蒸気蒸留法において
なぜ 機能性栄養分がこんなに含まれているのに
香り以外は、捨てちゃうの??
という疑問が生じたわけですね。
だって そこには 素晴らしい栄養素があるのですから。
質のいい精油であればあるほど
植物は
自然栽培だったりと
こだわりをもっているものも多く
つまり、
機能性栄養素も優れているはず。。なのですね。
でも それらは世界的にも
ほとんど処分されています。
(ちなみに 芳香蒸留水も処分されていることも多々)
アロマやハーブのお勉強を少しでも
された方なら
植物の中の
どれくらいが・・
香気成分か・・ご存じですよね?
はい、多くても10%弱
そのほとんどが1.5%ほどで
ローズなどにおいては、0.001%とかの世界です。
アロマセラピーの学びって
実は
植物パワーのほんの1%前後の成分の学びなのですね。
99%以上の
植物たちが一生懸命
作りだした成分を処分しちゃうって
もったいなくないですか??
とはいっても、
なぜ処分されているのか。。。という理由は
栄養素を含むものは、腐りやすい!
という現実があり
それらを生かすのは
ビジネス的に考えると
難しく、
だから
この長い歴史に
おいて
それらの分野に
大手業者が飛びつかなかったと
いうことを理解しました。
悲しいけれど それは仕方がないことだなと
いう事も事実です。
それならば。。。
個人レベルでやれば
腐らないうちに
全て使えますし
また
なんだか趣味的な世界に
思われている
アロマも、日常に生かせるよね
と思い、
はじめたのが、キッチン蒸留の世界です。
キッチンで食事を作るように
香りを作る。
その過程で得られる機能性栄養素も
いただいていく。
そんな思いつきを
こうしてかたちにできたのは
協会を一緒にたちあげた
浅見・山下との必然的な出会いがあったからだ
とおもっています。
(本当に いろいろ いろいろ あったけれど
このふたりのおかげで、続けてこれたなあ)
いまでは 私にとって、ふたりは家族のような特別な存在です。
同じ思いを持った、尊敬できる二人と少しずつ形にし、
長島先生という
素晴らしい恩師と出会えたこと、
そして
あきらめることなく追及し、
本当にたくさんの方々に助けていただきながら
そして
協会員の講師陣や親友にも助けていただきながら
色々な方に出会い
進化し続けるキッチン蒸留®です。
キッチン蒸留
植物の恵みをまるごといただく!が キーワード。
丸ごといただくからこそ、手に入る健康があるとも感じています。
香気成分もよりパワフルに!!働きかけてくれるでしょう。
そして それは、とりいれてこそ!
そしてキッチンという身近な場所で行うからこそ、
日々の暮らしにとりいれることができるのだと
植物の恵みは
香気成分のみならず!
蒸留した素材・蒸気水にも!
まるごといただくことで
得られるものは 美容と健康。
水の持つパワーにも 魅せられています。
丸ごと生かすことから
蒸留素材にも こだわるようになり
自然に スーパーで選ぶ基準も変わってくるでしょう。
(頑張っている農家さんを応援。農薬が減れば土のミネラルも守られます)
朝から香りに満ち足りたリビングで
ストレスから解放される事を味わう方も
いるでしょうし。
お庭やベランダで ハーブや野菜を育てる方もふえるでしょう。
これから 迎えることになる人生の
転機(結婚・出産・介護・療養などなど)で
役立つことができるのもキッチン蒸留®の魅力です。
趣味で終わらない世界なのです。
3つのアートゥルを生かし切るのに最適なATRPOTも開発。
(これも本当に大変だったのですよね・・・。)
調理器としての機能ももつ蒸留器がなかったことが不思議なくらい。
(特許出願中)
この蒸留器は、調理器としてもきちんと許可を取ったものでできています。
スポンジ1つで洗えます。
このATRPOTは、様々な使い方ができますが
(ちなみに泥水から飲料水を取り出すこともできますので災害時にも
役立ちます。)
ATRPOTを手にした方々が
どんどん進化させてくれています。
アロマセラピーの世界では
いま 蒸留ブームが起きているように感じます。
でも、個人で楽しむのであれば
単に植物の香気成分だけを取り出すに終わってしまうのは
もったいないと思うのです。
ぜひ 当協会で学び
一緒に、日本発のキッチン蒸留を
とりいれ
極めていただけたらと願っています。
だれでも簡単に取り入れることができるのですからね。
キッチン蒸留ATRビギナーズレッスンは
全国の講師のもとでも
受講いただけます。
5年後・10年後
絶対に学んでよかったと思える実践的な学びです。
キッチン蒸留®(手軽な香りを自宅でとる療法)が
アロマセラピーやハーブなどの自然療法を知りたいな、勉強したいなという
きっかけになればと願いますし、より活用できるツールになるなと確信もしています。
ここ最近 いろいろ いろいろ
私なりに調べておりまして。。。
全ての食べ物には
香気成分・機能性栄養素がありますが。。
これは
電子と水素が含まれていることなんだということが
腑に落ちています。
このことについては
また改めて記事にします。
さて この可能性に満ち満ちた
キッチン蒸留®という世界を一緒に広げてくれる方を
増やしていくこと、
これは、私たち協会の使命だと思っています。
可能性を広げるべく
今後も活動してまいります。
キッチン蒸留ATRホームケアアドバイザークラス
20期生
日時:11/11日(土) 、11/12(日)
両日:10時半から16時
金額:8万円(税別)
会場:泉岳寺サロン(泉岳寺徒歩4分)
お申し込みフォーム:
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSfqupe
※お申し込み後、申し込み確認メールが届きます。@atrwater.jpの受信設定をお願いいたします。
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