一番衰えやすい感覚器は？　認知症予防のためにできること

（一社）日本アロマ蒸留協会　代表　河内です。

 

 

 

人間が持って生まれた五感という素晴らしい機能。

 

日々過ごす中で、この五感を意識されることは少ないかもしれませんが、

感覚情報である五感を働かせることは、すべての脳の活性化に繋がると

わかっています。

 

この五感も、年齢とともにその感覚は老いていきますが

五感の中で一番老化がすすみやすいのはどの感覚でしょうか？

 

この世に生を受けて

生まれたとき、赤ちゃんの中で出来上がっている感覚器は

何でしょうか？

 

実は、皮膚感覚（触覚）と味覚であることがわかっています。

 

ママのミルクを飲むことで

唇の皮膚感覚・母乳の味で

安心感を得ることができると言われています。

 

 

その次に発達するのが、嗅覚。

続いて、聴覚。　最後が視覚だと言われています。

 

 

しかし・・・

老化は、

この順番と逆に起こってくることがわかっています。

 

まずは、
視覚、聴覚から衰えていくのですね。

 

（最近、私も老眼が進んでいるのを顕著に感じますし

なんども　聞き返すことが増えました（汗）

 

老化がすすむと。
目が弱くなったり、耳が遠くなっていきます。

 

そんな中

味覚と皮膚感覚は、
年をとっても、最後まで残っている感覚と言われています。

 

 

介護を受けている方の

一番の楽しみは、食事であるということからも

納得ですね。

 

おいしいの

感覚は、たとえ認知がすすんだとしても

その瞬間・瞬間には感じているということ。

 

 

とはいえ、できるだけ認知症は避けたいものです。

 

感覚情報である五感を働かせることは、
すべての脳の活性化に繋がることがわかっています。

 

つまり　五感を日々刺激していけば

この衰えは遅くなるということ。

 

視覚・聴覚の衰えは　基本自覚症状を

感じやすいと言われています。

 

今まで　見えていたものや　聞こえていたもの

物理的な刺激が　感じにくくなるので

自覚症状として感じやすいのですね。

 

しかし　嗅覚はどうでしょうか？

 

嗅覚も、もちろん　男女ともに老化とともに

機能は低下していくとわかっています。

とくに　６０歳くらいから、本来、再生する嗅神経の数が、減っていき

嗅神経の数が少なくなってしまうと言われています。

 

数が少なくなっても、

におい物質が、嗅神経に届くと、

嗅覚は活性化すると

菊田先生（　東京大病院特任講師（耳鼻咽喉（いんこう）科））が

発表しています。

 

 

積極的に　食事やお花やハーブなど様々なにおいを

感じることを日々行っていくと、嗅神経が活性化し、

嗅神経の減少も遅らせることができるのですね。

 

 

認知症は、脳の衰えですが

 

感覚情報である五感を働かせることは、
すべての脳の活性化に繋がりますから

 

嗅覚を刺激することでも

美味しい食事をいただく事でも

スキンシップを取り入れていくことでも

 

予防につながっていくといえるでしょう。

 

いかに　脳を活性化させておくか

 

これは　日々の暮らし方に左右されます。

 

 

 

日本アロマ蒸留協会が推奨する

キッチン蒸留を日々の暮らしに取り入れることで

香りを意識した食を、毎日いただけることに。

 

知らず知らずのうちに

脳トレをしているキッチン蒸留。

是非　日々の暮らしにとりいれてみませんか？

 

 

 

 

キッチン蒸留R理論を　しっかり学び、生活に生かしたい方は、

資格取得講座をお勧めします。

 

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